洗濯を続けていると、徐々に洗濯物についてくるイヤ~なニオイ。
困りますよね。
せっかく洗った衣類に嫌なニオイをつけないためには、洗濯機の槽洗浄が欠かせません。
でも、何回槽洗浄をしても全然改善しないことってありませんか?
それはもしかすると、あなたの漂白剤選びが間違っているのかもしれません・・・。
正しい漂白剤を選ばないと、槽洗浄の効果はちゃんと出せません。
こちらの記事を読んで、槽洗浄でどの漂白剤を選ぶべきなのか?ちゃんと知りましょう!
もくじ
ドラム式の槽洗浄で選ぶべきは「塩素系」
ドラム式洗濯機の槽洗浄をするとき、何も考えず自宅にある漂白剤を使っている。
そんな人は絶対NGです!!
今すぐ取扱説明書を読みましょう。
取扱説明書が家になくても、今はネット上でメーカーが取説を公開してます。
あなたの洗濯機の型番(大抵は全面や上面など分かりやすいところに書かれている)を見て、それで「製品名+取扱説明書」で検索してみましょう
大抵のドラム式洗濯機の取扱説明書では「塩素系を使ってください」と書いてあるはずです。
ここ、気付いてました?
酸素系ではダメな理由
酸素系漂白剤は粉末なら過炭酸ナトリウム、液体なら過酸化水素水が入っていて、使うと発泡して泡が大量に発生します。
実はこの大量発生した泡がセンサーに誤作動を起こし、きちんと洗えてないのに排水が行われるため、ドラム式洗濯機では酸素系漂白剤ではうまく槽洗浄ができないのです。
ちなみにうちの場合、最初知らずにドラム式洗濯機で酸素系漂白剤を使って槽洗浄をしたら、泡があふれ出してきて辺り一面ビショビショになりました。
こういったトラブルもあるので、ドラム式洗濯機で酸素系漂白剤を使っての槽洗浄は絶対に止めた方が良いです。
槽洗浄の方法を検索すると、「酸素系漂白剤で黒カビがごっそり浮いて取れた!」という記事がいくつも見られますが、あれは縦型洗濯機の場合ですので注意しましょう。ドラム式洗濯機は塩素系が基本です。
ただ、ドラム式洗濯機で酸素系漂白剤を使っていけないワケではありません。通常の洗濯であれば酸素系漂白剤は普通に使って大丈夫です。槽洗浄は特に泡立ちやすいので、槽洗浄の時はドラム式洗濯機では酸素系がNGなのです。
ドラム式で使って良いのは「界面活性剤なし」の塩素系漂白剤
さらにドラム式洗濯機の槽洗浄は、塩素系が基本とは言っても使える製品は限られます。
その理由は「界面活性剤」。
塩素系の漂白剤でも、界面活性剤が入っているものは泡立ちやすいのでNGです。
界面活性剤が入っていない漂白剤となると、かなり種類は限られます。
漂白剤で有名なハイターであれば「白物衣料専用の青色の容器のもの」が使ってOKな種類になります。
↓月1回に200ml程使うことがあるので、大きめのボトルがおすすめです
漂白剤でダメなら、ドラム式専用の洗濯槽クリーナーで
洗濯機の使用頻度や洗濯する量にもよりますが、塩素系漂白剤を定期的に使っていても、洗濯槽の嫌なニオイが取れない、洗濯物が臭うということがあります。
そんな場合にはメーカー推奨の専用の洗濯槽クリーナーを使ってみると良いですよ。
まとめ
せっかく洗濯したのに嫌なニオイが残っていると、服を着た瞬間にテンションが下がりますよね。
洗濯物をキレイにするための洗濯機ですが、それ自体をキレイにするには専用のお手入れが必要です。
ドラム式洗濯機の場合、まずは塩素系漂白剤での月1回のお手入れは欠かさないようにしましょう。それでも改善しない時は、メーカー推奨の洗濯槽クリーナーを使って、衣類に嫌なニオイがつかない快適な暮らしを手に入れましょう。




