「フォートナイトやりたい。」
子供からそう言われるところから、親の悩みが始まります。
フォートナイトについて調べると、どうやら銃で打ち合うゲームらしい。
「こんなゲームを子供にやらせて良いものか?」
「悪影響が出るんじゃないのか?」
親ならそう不安に思いますよね。
先に言っておけば、
「フォートナイトによる悪影響はあります。」
ただし、そこからどう行動するかは親の判断によります。
この記事では、フォートナイトの子供に対する影響(特に小学生)について、実際にプレイしている子を持った親の視点から、そのリスクについて包み隠さずお話ししていきます。
もくじ
フォートナイトってどんなゲーム?
フォートナイトの基本的なプレイとしては、生き残りをかけ、銃などの武器を使って戦い合うゲームになります。(仲良く遊べる他のモードもあり)
その他の特徴を簡潔に特徴をまとめると、
- パソコン、スマホ、タブレット、プレイステーション、ニンテンドースイッチなど様々な機器でプレイが可能
- 全世界のプレイヤーとオンラインで対戦ができる
- 基本は無料。課金でお好みのコスチューム等が手に入る。
といった感じになります。
そもそも対象年齢が定められています
フォートナイトはそもそも15歳以上が対象(CEROでC判定)です。
コンピュータエンターテインメントレーティング機構(略称CERO)が判定している、ゲーム内の表現に対して、対象年齢を表示する制度です。
つまり、フォートナイトは15歳に満たない小学生や中学生は、本来は対象ではありません。
この点は親としてしっかり覚えておきましょう。
もし子供にフォートナイトをさせたくなかったら、「15歳以上が対象だから」を根拠にして、きっぱり断わることはできます。
ただし、CEROの対象年齢はあくまで目安なので、何か法的な縛りがあるわけではありません。
この点から、実際には15歳に満たない子供にフォートナイトを許している親はかなり多いように思います。
フォートナイトの問題点
フォートナイトを実際にプレイしている子供を見て、また自分でもプレイしてみて、次のような点が問題になると気づきました。
- 暴力性
- オンラインでの交流
- 課金
- 中毒性
暴力性
フォートナイトで出てくる銃の見た目や、撃つときの音はかなりリアルです。
ハンドガン(いわゆる拳銃)、マシンガン、ショットガン、アサルトライフル、スナイパーライフル、ロケットランチャーなどなど。
実際の先頭で使われるものと近いので、子供の銃に対する抵抗を減らし、逆に親近感を持たせる危険性があります。
またフォートナイトではゲームの中で、弱った相手にトドメを刺す行為も行えるため、この点もあまり教育上はよくない表現になっている気はします。
ただし、映画やテレビでも銃で撃つシーンはよく放送されているため、フォートナイトだけに限った話ではないでしょう。
(どちらかと言えば、映画やテレビの方が規制は緩いかも?)
またフォートナイトでは銃はリアルですが、相手を撃っても血が出ることはなく、また倒した(倒された)後は頭上に現れたマシンの光に回収される(バーチャルの世界だったという表現?)ので、血なまぐさい表現はなく、他のホラーゲーム等に比べて配慮はなされているように思います。
オンラインでの交流
フォートナイトでは、遊んでいる機器や国を問わず、全世界の人と対戦するのが基本のゲームになります。
親として一番注意しなければならないのが、
初期設定のままでは全く知らない人と簡単につながり、音声によるチャットまで出来てしまう
という点です。
どこの誰とも知らない人(もちろん大人も含む)と、まだ世間の様々なリスクに疎い子供が簡単にやり取りができてしまうことは大きなリスクをはらみます。
そして、初期設定のままで、子供が知らずに話した内容が他のプレイヤーにダダ漏れになっていることは意外とあります。
実際、これを知らないままのプレイヤーの声「○○君、早く来て!」「○○ちゃん、こっち!」が聞こえてくることがあります。
(具体的に言うと、ボイスチャットをオンにしていて、スクワッドのメンバーを「埋める」にして遊んでいると、他の知らない人がスクワッドに参加してきて、その人に声が聞こえるようになります。)
そのため、もし子供にフォートナイトをさせる場合には、初期設定をしっかりと行い、安全な設定に変えておく必要があります。
そうしないと、
- 知らない人に個人情報がばれる
- 知らない人に脅される、怒鳴られる
- 親としては聞かせたくない、嫌な言葉、卑猥な言葉を聞かされる
などのリスクにさらされることになります。
フォートナイトにはこの点の配慮として、ペアレンタルコントロールという親が子供のプレイを管理できる仕組みがあります。
ペアレンタルコントロールの設定は、まず初めに親が責任を持ってしっかり行いましょう。よく分からないでは済まされません。
ペアレンタルコントロールでは特に、チャットや課金に関する設定はしっかり制限をかけておきましょう。
課金
フォートナイトは基本プレイ無料という、スマホゲームなどでもよく用いられるスタイルを取っています。
この基本プレイ無料は多くの場合、課金システムとセットになっています。
フォートナイトの場合だと、日々新しいコスチューム(見た目を変える)やエモート(体の動きや音で、感情等を表現する)が出されていて、否が応でも課金アイテムに目を向かせるスタイルになっています。
子供は他の人が持っているものに憧れ、欲しがるものです。
「友だちがこんなコスチュームを持っていた!」「自分は普通ので恥ずかしい」
親の財布事情も知らず(笑)、子供はフォートナイトにはまるにつれ、どんどん課金の方向へと気持ちが傾いていきます。
そして一度課金すると課金に対する心理的な抵抗感が一気に薄れます。
その後は「あれも欲しい」「これも欲しい」と言ってくるようになり、ゲーム会社の方もそれを見越して、新たなコスチューム等をどんどん出してきます。
かくしてエンドレス課金の始まり始まり・・・。
そうなる前に、まずはペアレンタルコントロールで課金を親がしっかり管理できるようにしておきましょう。
フォートナイトは基本無料でも十分楽しめます。
課金はある程度プレイしてみてから、また改めて考えるとしておいても良いでしょう。
もし課金をさせる場合は、事前に親子でよく話し合っておいて、
- 課金をするかどうか?
- 課金する場合はどのくらいまでにするか(月○○円など)
- 課金するお金はどこから出すか?(子供のお小遣い、お年玉など)
といったところを決めておくと良いでしょう。
中毒性
フォートナイトはアップデートが頻繁に行われ、飽きさせない工夫(そして課金をしたくなる工夫)が成されているため、クリアしたら終わりのようなゲームではなく、エンドレスに続きやすいゲームです。
また友だち付き合いのツールになる点も、夢中になり続ける要因の1つになるでしょう。
そして1回当たりのプレイ時間が長くなりやすい点も注意が必要です。
フォートナイトでは遊ぶモードにもよりますが、よく行われるソロやスクワッドのプレイの場合、1回の試合が終わるのに20-30分かかることはざらにあります。
例えばゲームは1日1時間までと決めていても、最後の50分あたりで次の試合を始めてしまうと、キリが悪くてやめられず、決められた過ぎるということが起きやすいです。
これを許していると、そのうちプレイ時間が長くなり、ずるずると続いてしまうことになります。
また友だちと一緒にやりたいがために、「○○時に友だちと約束してるから!」と、ゲームをすることが他のことより優先されて、勉強などが後回しになってしまう可能性もあります。
気づけばいつの間にやらゲーム中心の生活に・・・。
フォートナイトは放っておくと、いつまでもプレイしているなんてことが起こりやすいです。
そのためフォートナイトを始める前に、
- 1日に(1回に)していい時間はどのくらいか?
- キリが悪くなった場合にやめるためのルール(次の日のゲーム時間を減らすなど)
といった、ゲームをプレイする時間についての約束をしっかりしておくことが大切でしょう。
見逃せないYoutubeなどの動画配信の問題
意外な盲点としては、フォートナイトのプレイ動画配信による子供への悪影響があります。
フォートナイトのプレイ動画とは、実況ともよばれる、Youtube等で実際のプレイを流している動画のことです。
子供達はこのプレイ動画を見てフォートナイトへの理解を深めたり、上手なプレイを学んだりします。
元々Youtube等の動画に慣れ親しんでいる子供はすぐプレイ動画を探すでしょうし、動画配信に慣れ親しんでいない子供でも、フォートナイトを始めると自然と動画配信のことを知り、見たいと言い出すと思います。
動画配信の中で上手なプレイヤーは、それこそ子供達にとってヒーロー、場合によっては「神」とも呼ばれるような存在になることもあります。
動画配信はチェックが甘い
Youtube等の動画配信は、一般の誰でも気軽に動画を配信することができます。
これは裏を返せばチェックが甘いということでもあります。
テレビや映画では放映される前にしっかりチェックされるところが、Youtube等の動画配信ではそのまま流されてしまうわけです。
実際、プレイで熱くなりやすいフォートナイトの動画配信は、汚い言葉や、相手を罵るような言葉を使っているものは結構多いです。
親として見ていて思うのは、フォートナイト自体よりもプレイ動画配信の方が悪い影響が大きいのではないか?ということでした。
実際のところ、うちの子供もフォートナイトの動画配信を見始めてから口が悪くなってきたような気がします。
フォートナイトのプレイ動画は、フォートナイトの上達には欠かせない位置づけなので、ゲームをさせる場合は避けられない可能性が高いです。
しかし、その場合でも不適切な動画は見せないための対策(制限付きモードをオンにするなど)はしておいた方が良いかもしれません。
フォートナイトにも役立つ点はある
暴力的なゲームと聞くと、親としてはあまり耳を聞く耳を持たず「ダメ!」と言ってしまいがちですが、フォートナイトにはプレイするメリットもあります。
友だち付き合い
今の時代、友だち付き合いにゲームは欠かせない時代です。
オンラインで友だちと一緒に遊べるフォートナイトのようなゲームは、その良い例でしょう。
仲の良い友だち連中がフォートナイトで一緒に遊んでいるのに、自分だけできないと、友だちとの話についていけなかったり、うまく輪に入れなかったりして、コミュニケーションに支障を来す場合があるかもしれません。
お家の方針もあるとは思いますが、フォートナイトをする際の様々な取り決めを話し合って決める、自分でルールを決めて守らせるなど、成長の機会良い機会と捉えて、まずはお子さんとじっくり話し合ってみるのも良いかもしれません。
親子のつながり
フォートナイトは親子で一緒に遊ぶ機会を提供してくれる面もあります。
日頃ゲームばかりしていて、なかなか一緒に遊んだり、話し合ったりすることが少ない親子であれば、同じゲームを一緒にプレイすることで共通の話題が生まれ、円滑なコミュニケーションの一助になります。
一緒にゲームをプレイすれば、子供の見ている世界や考えを知り、理解を深める助けになるかもしれません。
【実体験】子供はフォートナイトをしてどうなったか?
我が家の場合では、フォートナイトをすることで子供が次のように変わりました。
- フォートナイトの話ばかりするようになった
- ゲームが関心の中心になった
- 日頃見ていたテレビ番組を見なくなり、代わりにプレイ動画を見るようになった
- 言葉が少し汚くなった・・・気がする
- 視力が落ちた
- 離れた友だちともコミュニケーションが取れるようになった
- 親子でゲームで遊ぶ機会が増えた
- フォートナイトで課金するためのお手伝い(お小遣いあり)を多くするようになった
総じて見ると、良い点・悪い点いろいろといった感じです。
トータル的には・・・ちょっとデメリットの方が多いような気もしています(汗)
ゲームへの依存が強くなりすぎないよう、注意を払っています。
【まとめ】始める前に対策&取り決めをしっかりと
フォートナイトは中毒性が高いゲームで、課金もあるゲームです。
またきちんと設定をしていないと、全く知らない人と簡単につながってしまい、そこから個人情報が漏れたり、トラブルに巻き込まれたりする可能性もあります。
その一方で、友だち付き合いの大事なツールとなる面もあります。
親としてできることは、まず子供より先にそのリスクを自分たちでしっかりと調べて知っておくこと。
それから、子供としっかりと話し合ってどうするか決めていくこと。
ゲームをすることを許すなら、プレイ時間や課金などのルールを一緒に決めて守らせること。
親として「知らない」「よく分からない」は通用しません。
子供が一人前になるまでは、その成長を妨げることなく、上手に導く責任があります。
もし子供とうまく話し合いができない、ルール決めができないのであれば、フォートナイトをさせない方が良いと思います。
やはりオンライン交流があって、課金があるゲームは、一般的な買い切りのゲームと違ってリスクは高いと思いますので。
子供がフォートナイトをしたいと言い始めたら、親としてしっかりと責任を果たして、子供に向き合っていきましょう。
↓親としては必ず設定しておきたいペアレンタルコントロールについてはこちら


