子供向けに格安SIMでスマホを持たせる場合、格安SIMの会社はたくさんありすぎて、どこにすれば良いか悩みますよね?
子供に格安SIMを持たせる場合は、料金面はもちろん、フィルタリングアプリを使うことも必須です。
(法律で18際未満はフィルタリングサービスを利用する義務があります。)
そのため、子供に格安SIMで携帯を持たせる場合、
- なるべく料金が安い
- フィルタリングアプリが安く使える
この2点を満たすキャリアにすることが重要です。
そして、その場合一番おすすめなのがLINEモバイルになります。
今回は
「なぜお子さんの格安SIMにLINEモバイルが良いのか?」
について、他のサービスと比較しながらご説明していきます。
もくじ
子供向けで有名な他サービスではなぜ駄目なのか?
子供向けの携帯電話として有名なサービスとしては、
- TONEモバイル
- 大手キャリアの子供向け携帯
といったところが有名です。
TONEモバイル
TONEモバイルは、独自のフィルタリングサービスと専用スマホで、しっかりと管理できる子供向け携帯として高い人気を誇っています。
- 独自のフィルタリングサービスあり
- 使いやすい専用スマホ
- 月額1,000円から使える
しかしTONEモバイルには以下のようなデメリットもあります。
基本は050番号
TONEモバイルは1000円から使えると宣伝していますが、こちらはIP電話でもある050番号での話です。
050番号は安く使えるのですが、「緊急電話番号(110や119など)やフリーダイヤル(0120)が使えない」「通話品質が悪い」といったデメリットがあります。
特に緊急電話番号が使えないのは、いざという時にとても困りますよね。(近くで電話を借りるか、公衆電話を探すかしないといけない。)
また050番号は詐欺や勧誘の電話番号としてもよく使われるため、番号的に信頼度が落ちますので、将来的にずっと使い続けることはためらわれます。
ずっと050番号で使うこともないでしょうから、050番号で知り合いに電話番号を教えておいても、将来的に070/080/090の携帯番号に変えた場合、その全ての知人に番号が変わったことを伝えるのはかなりの手間になります。
携帯番号にすると安くない
TONEモバイルには、070/080/090の携帯番号にできるオプションがありますが、これが950円と結構かかります。
050番号では1,000円から使えて確かに安いのですが、携帯番号にすると+950円となり、格安SIMとしては決して安い料金にはなりません。
フィルタリングアプリは他にもある
TONEモバイルが人気の理由の1つに、子供の携帯を管理できるフィルタリング機能が充実しているという点があります。
しかしフィルタリング機能はTONEモバイルでなくとも、他に有料や無料のものが様々あり、機能的にはそちらでも十分です。
- 緊急電話やフリーダイヤルが使えなくても良い
- 子供向けのスマホが欲しい
- TONEのフィルタリングサービスを使いたい
大手の子供向け携帯
子供向けの携帯と言えば、まず最初に多い浮かぶのが大手キャリアの子供向け携帯ですよね。やはり実績や安心感はNo.1でしょう。
- 料金がダントツに安い(基本料金500円程度~)
- 携帯端末が安くて、GPS・防水・防塵機能・防犯ブザーが付いている
しかし大手の子供向け携帯には以下のようなデメリットがあります。
親が大手キャリアでないと役に立たない
大手キャリアの子供向け携帯は、親がそのキャリアを使っていないと、ハッキリ言って使う意味がありません。
特に見守り機能で一番必要なGPS機能による現在位置の確認。親が格安SIMなど他のキャリアの場合、このGPSによる検索機能が使えません。
これでは見守り携帯としての意味は無くなりますよね。
大きくなると恥ずかしい
大手キャリアの子供向け携帯は、小さいお子さんも使うことを想定して機能も制限されていますが、デザイン自体もかなり幼い感じになっています。
小学校高学年くらいになってくると、そのデザインを恥ずかしがるお子さんが増えてくるでしょう。
中学生になると人前で使うのもはばかられるくらいに嫌がるようになりますので、使えたとしても小学生の間まででしょう。
- 親も大手キャリアで契約している
- 小学生低学年~中学年に使わせる
- 機能面よりも、とにかく安く使いたい
LINEモバイルが子供向け格安SIMに向いている理由は?
LINEモバイルはその名の通り、LINEグループが運営している格安SIMです。
名前から聞くと「LINEを使っている人向けの格安SIMなんじゃないの?」と思いそうですが、
実は子供向けに安くスマホを持たせるのに向いている点がいくつもあるのです。
有名フィルタリングアプリが無料で使える
子供に携帯電話を持たせる際は、法律により親はフィルタリングサービスを使用させる義務があります。
参考
「青少年インターネット環境整備法」の改正はご存知ですか?i-フィルター
スマホにインストールして使える有名なフィルタリングアプリにi-フィルターがあります。
i-フィルターはフィルタリング機能が強力で、管理される側の子供からの評判はとても悪く、それは子供がなりすまして低レビューを書き込むほどです(笑)。
しかしそれは裏を返せば、しっかりと管理できて、子供が勝手にアンインストールしたり設定を変えたりできないということの現れでもあります。
このi-フィルター、各携帯会社もオプションサービスとして提供していることが多いですが、その場合月に300円とかかかります。月300円でも1年で3600円ですので、それなりの金額になりますよね。
そのi-フィルターをLINEモバイルは何と無料で提供してくれています。
もしi-フィルターを使う場合、年間3600円が節約できるわけですから、これは侮れません。
携帯番号でも安い
LINEモバイルは070/080/090の携帯番号が使える音声SIMでも月額1,100円~と安く、一番安い音声SIMでも500MBのデータ容量があります。
データ容量 | 月額基本料 | |
音声通話SIM | 500MB | 1,100円 |
3GB | 1,480円 | |
6GB | 2,200円 | |
12GB | 3,200円 |
もし子供に携帯番号を使わせず、最初からLINEを主な連絡手段にする場合は、データSIMにすれば更に安くできます。
データ容量 | 月額基本料 | |
データSIM | 500MB | 600円 |
3GB | 980円 | |
6GB | 1,700円 | |
12GB | 2,700円 |
また次に紹介するように、LINEモバイルならではの通信量がかからないサービスもあるので、LINEや他のSNSを主なコミュニケーション手段にする場合、さらにおトクな使い方ができます。
データフリーオプションが充実している
LINEの特徴の1つがデータフリーオプションです。
これは主にSNS等の特定のアプリに関しては、全く通信量がかからないサービスになります。
プラン名 | 対象サービス | 月額オプション料金 |
LINEデータフリー | LINE | +0円 |
SNSデータフリー | LINE |
+280円 |
SNS音楽データフリー | LINE LINE MUSIC |
+480円 |
もしLINEを主なやり取りの手段にする場合は、オプション料金は0円でLINEが使いたい放題です。
さらに他のSNSをやり取りの手段として使う場合も、かなりお得なオプション料金で対象のサービスを通信量を気にせずに使うことができます。
お子さんが友だちとやりとりする場合、LINE等のSNSが主になる場合が多いので、親としては通信料金や通信料の上限を気にしなくて良いのでとても助かりますよね。
格安SIMだけどID検索ができる
格安SIMでLINEを使う場合の問題の1つに、ID検索ができないというデメリットがあります。
ID検索はIDさえ知っていれば、離れている人とでもLINEで友だちになれる機能です。
ID検索が無いと、通常はQRコードやふるふるで友だち追加を行う必要があるので、少し手間がかかります。
ID検索は年齢認証を済ませないと使えない機能なのですが、多くの格安SIMではこの年齢認証ができません。
年齢認証ができるのは大手キャリアと一部の格安SIMのみで、LINEモバイルは年齢認証が可能であるため、ID検索も可能です(利用者に成人を登録している必要あり)。
データ通信量を家族以外とも分け合える
同じキャリアで契約している場合、家族間でデータ通信量を分け合えるサービスは一般的にあります。
しかしLINEモバイルの場合は、家族だけでなく友だち同士でもデータ通信量を分け合うことが可能です。
- LINEを主なコミュニケーション手段にする人
- 格安料金でスマホを使いたい人
- 無料でフィルタリングサービスを使いたい人
まとめ
お子さんに携帯を持たせる場合、フィルタリングサービスへの加入は義務になります。
また大抵の場合、お子さんが友だちとやり取りをするのはLINE等のSNSツールです。
この辺りを考えると、LINEモバイルの場合、
- フィルタリングサービス ⇒ 有名なi-フィルターが無料で使える
- LINE等のSNSツールにかかるデータ通信 ⇒ 0円~使えるデータフリープランあり
といったメリットがあるため、
- お子さんスマホを持って安心・安全に使える
- 友だちともLINEでつながれて、データ通信量も気にならない
といったように、親子双方とも満足できるサービスになっています。
お子さんに最初にスマホを持たせる場合は、まず最初はLINEモバイルからスタートすることをオススメします。